こだわりは食材のみならず
(花小町 本田シェフ)
花小町の本田シェフ、今回のコースのために、特別にお皿、お箸もこだわって作られています。お披露目を兼ねて、ガラス作家の島田新平さん、陶芸家の星野久美さんを招いて、プレミアムコースの試食会が行われました。試食会と言っても、本格的なフルコースです。
まず最初に目をひいたのが、お箸です。南関町の竹箸メーカー「ヤマチク」さんに、特別に作ってもらったお箸で、漆が10回重ね塗りしてあります。なんと一膳1万円。箸先は細く繊細で、適度な軽さで使いやすく、お料理をとって口に運ぶ動作が丁寧になります。これだけで十分にプレミアムな体験です。
そして、運ばれてくるのは、新鮮なお野菜、海の幸を中心とした料理の数々。
玉虫色に輝くガラスの台座に乗った濃厚なウニ、天草の海をイメージした紺青色のガラスの器に盛り付けられたモンゴウイカ…島田さんのガラスの器が、より美味しさを引き立て、熊本の海の景色が目の前に広がっているよう。
星野さんの器には、いろどり美しい旬の食材が映えます。一皿一皿丁寧に作られた器が、生産者さんの愛情、それを調理する本田シェフの愛情を、優しく私たちに伝えてくれます。
そして、オープンキッチンでシェフの調理姿を見ながら、食材についてシェフから話を聞きながらお料理をいただくことができるのが何よりの醍醐味です。どんな食材なのか、どういう特徴があって、どんな下処理をしているのか、シェフから直接聞くことで、料理への興味が沸き、「食事」という行為が特別な体験になります。それこそが、Premium Chefsの狙いです。
百聞は一見に如かず―ぜひ熊本に食べに来てください。
島田新平さん:http://shimadashinpeiglassworks.net/
星野久美さん:https://twitter.com/93hossy
(株)ヤマチク:https://www.hashi.co.jp/”