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羊と魚と皿を求めて
~阿蘇ロケ紀行後半~

幸せなお漬物休憩をとり、次の目的地、高森町にある「村上養魚場」へ。阿蘇の中でも特に冷え込む「奥阿蘇」で、ヤマメやニジマスを養殖されています。ここを訪れて、「阿蘇は山」のイメ―ジが一変しました。水、米、肉、野菜、果物、そして魚・・・全ての食材が揃ってしまう阿蘇、やはりすごいです。

高森町観光協会の会長も務める、村上養魚場 代表取締役の村上誠治さんから、特別に、ニジマスのお刺身をいただきました。サーモンのように綺麗なピンク色で、臭みもくせも全くなく、適度な歯ごたえもありとても美味しいです。そして、噂の「金のキャビア」こと、ヤマメの卵の醤油漬けもいただいてしまいました。アツアツの白米の上にたっぷりかけて頬張ります。美味しい!美味しくない訳がない!季節限定で通販もされているとのことです。暖かいおもてなしに感謝です。

最後に向かったのは、阿蘇市波野にある「阿蘇青々窯」。脱サラして陶芸家に転職した戸田勲さんの自宅兼アトリエです。

その昔、熊本県伝統工芸館の展示会で中野総料理長の目に止まったのが、戸田さんの作品でした。ただの練り土から、あっという間に器の形に仕上がっていく様子に、みんな拍手。今回のコースで、村上養魚場さんのニジマスを使った前菜を盛り付けるためのお皿を特別に作っていただきました。青色と藍色の中間のような、深い、絶妙な色合いで、鱗が輝くような模様のお皿は、出来上がりがとても楽しみです。「阿蘇の食材を、阿蘇のお皿でいただく」なんていう特別な体験ができるのも、このプレミアムコースの魅力の一つです。

熊本県内の「美味しい食材」を知り尽くしている中野総料理長だから生み出せる「熊本を旅する」贅沢なコース料理。ぜひお店で体験してください。

>村上養魚場:https://www.aso-yamame.com/

青々窯:

https://kumamoto-kougeikan.jp/archives/toujiki/kumamotonokamamoto/tsutomu_t.html

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